以前から何度も書いているが、PSPは性能面からもiPODが足元にも及ばないメディア再生/ゲーム機だ。480x272ドットでiTouch/iPhoneより微妙に大きい液晶に720x480ドットH.264+AACビデオを再生する機能を持っている。もちろん、ゲームなどは比べ物にならないぐらいPSPのほうがまともなゲームが存在する。
しかし、PSPにも大きな問題もある……。
……それは、メモリの少なさだ。
PSPにメモリを!
PSP本体にはHDDが存在しないため、ビデオや音楽、写真などを収納するためには、本体にメモリスティックを挿すしかない。
今となってはメモリスティックDuoの容量が増え、16GBなどが登場し、価格も昔からすると安くなってきている。しかし、16GBのメモリスティックは高額で(秋葉原でも約1万3000円)、8GBや4GBのメモリスティックDuoも人気の高いMicroSDやSDに比べて倍近い値段で売られていることが多い。
そこで役に立つのが、Micro SDをメモリスティックDuoに変換してくれるアダプタだ。

しかも、最近では写真の製品のようにMicroSDHCに対応したもの(4GB以上のMicroSDに対応)したものが1000円以下で買える。秋葉原のMicroSDの相場だと、8GBを2500円前後で買えるため、メモリスティックDuoよりも安上がりとなる。とはいえ、それでも8GBしか入らないことになる。それでは、iPODはもとより、iPHONE/iTOUCHに劣ってしまう。
MicroSD2枚で大容量メモリスティックDuoに
そこで、今回見つけたのが2枚のMicroSDをメモリスティックDuoとして使えるアダプタだ。

使い方はとても簡単で、アダプタに2枚のMicroSDを挿すだけた。とは言え、挿す順番があるようで、1→2の順番で挿さなければいけないようだ。
ちなみに接続端子はこうなっている:
また、使うMicroSDの容量は同じでなくてもいいようで、8GB+4GBや8GB+2GBでもいいようだ。
MicroSDをアダプタに挿すと、次にメモリをフォーマットしなおす必要がある(なお、このアダプタでフォーマットされたメモリは単体で正しくフォーマットできなくなるため、他で使いまわすときには一枚ずつ「(1)」のスロットに挿し、フォーマットすることで元に戻すことが出来るようだ)。
実際に使ってみた!
実際アダプタを使ってみたところ、1枚目は初期不良で、返品となった。しかし、2枚目は問題なく使用することができ、早速8GB×2枚のMicroSDを挿してPSPで使ってみた。
フォーマット自体は問題なく、PSPを使って行ったところ、無事16GBとして認識された。
動いているときは転送速度が高いようで、ビデオの再生やメモリスティックにインストールしたゲームデータなども気のせいか早く動いているように感じられる。
動いているときというのも、時々メモリがPSPから認識されないことがある。PSPの電源を入れるとPSPへのアクセスが続き、メモリアクセスランプが点滅を続け、アクセスできない。
そんな時には、指していない状態でPSPを起動し、何度か抜き差しすれば、正しくアクセスできるようになる。一度認識すれば、次に電源を切るまでは問題なく使えるので、今は「仕様」として割り切っている。
とは言え、MicroSDの価格が下落し、今度新しく16GB版が出る事を考えると、絶対お勧めできる製品だと思います。
ちなみに、10月1日の時点では秋葉原の「あきばおう〜」をはじめ、「QCPass」などちょっと怪しいPSPグッズ(パンドラバッテリーやサードパーティの大容量バッテリーなどを売っているショップ)なら、まずおいているだろう。しかし、購入するさいにはなるべく初期不良の交換及び返品に対応しているショップで買うことをお勧めする。